腸閉塞に対する対処方法を知る|輝く健康体をGET

女医

手術を受けたあとの変化

看護師

切除手術状況

大腸の全長2m近くあります。肛門から15cmほどが直腸で、それ以外は結腸です。日本人の大腸がんの約4割は直腸、2割強はS状結腸です。切除手術では、がんをはさんで腸を15〜20cm切除し、周囲のリンパ節も切除します。これは直腸がんでも結腸がんでも、腹腔鏡手術でも開腹手術でも同じです。直腸がん手術の場合、直腸は骨盤の奥にあって膀胱や尿道、性器に囲まれ自律神経が密集しているため手術が難しく、開腹手術になる確率が高くなります。開腹手術を行った場合は1〜2割くらいの割合で、吻合不全や感染症などの合併症が起こる危険性があります。直腸は便の水分を再吸収して固め、たまると肛門がゆるむ排便反射を促します。

変化と食事

そのため、直腸がんの手術を行ったあとは、水分の多い下痢や軟便が出ます。また、肛門の近くで切除すると反射が損なわれるため、便が繰り返し排泄される頻便になりがちです。合併症の危険性や排便障害は半年くらい続きます。その間は消化の良い食事を心がけことが重要で、外出時は失禁対策グッズを利用するなどして乗り切りましょう。規則正しい生活リズムを保ち、全身を適度に動かして血行をよくすることも大切です。ストーマを装着する場合だと、おもに直腸がんの切除手術を受けた場合、切除した位置や病状によっては、人工肛門(ストーマ)を造ることがあります。その場合は、下痢や頻便などの症状に加えて、ガスやにおいなどへの対策にも注意が必要です。